日産・ルノー、連合再構築 苦境打開へトップが協議
日産自動車と仏ルノーが連携強化へ正念場を迎える。ルノーの2018年通期決算は6期ぶりの減収減益で、日産も業績が低迷する。ルノーの新会長に就任したばかりのジャンドミニク・スナール氏は14日に来日し、日産首脳との協議を本格化する。カルロス・ゴーン元会長の退場で頭をもたげる「個社の論理」を抑え込み、再び成長軌道を描けるかが問われる。
ルノーが14日発表した18年1~12月期決算は純利益が約33億ユーロ...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。