オンキヨーの19年3月期、8億円の経常赤字に下方修正
オンキヨーは14日、2019年3月期の連結経常損益が8億円の赤字(前期は19億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来は12億円の黒字を見込んでいた。18年に事業譲渡した海外子会社の在庫整理費用が想定よりもかさむ。最終損益の見込みも下方修正したが、研究開発拠点の売却に伴う特別利益などを計上するため、6億円の黒字(前期は34億円の赤字)を見込む。
売上高は前期比11%減の460億円(従来予想は520億円)になる見込みだ。主力の家庭用アンプなど音響機器販売が欧州市場で出荷体制の整備が遅れることが響く。
企業決算の最新ニュースをまとめてご覧いただけます。