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超大型機時代に幕、エアバスが「A380」生産中止

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【パリ=白石透冴】欧州エアバスは14日、超大型旅客機「A380」の生産を中止し、2021年以降は納入しないと発表した。格安航空会社(LCC)の台頭とともに世界の航空機市場が小回りの利く小型・中型機主導の時代に変わり、受注の低迷が続いていた。

A380は総2階建てで約500席を持つ世界最大の旅客機。「空飛ぶホテル」とも呼ばれ、07年から商業飛行を始めた。18年末までに約230機を納入していたが受注が伸び悩み、たびたび生産打ち切りの観測が出ていた。

18年末時点で80機超の受注残があったが、最大の顧客だったエミレーツ航空(アラブ首長国連邦)が約40機分の発注をキャンセルして中型機などに切り替えた。エアバスのトム・エンダース最高経営責任者(CEO)は14日、「この決定で受注残は実質無くなり、生産を続ける前提を失った。世界中でA380は愛されており、心が痛む」などと表明した。

日本ではANAホールディングス(HD)が3機の導入を決めており、5月からハワイ便専用機材として成田―ホノルル路線に投入する予定。同社は14日、「エアバス側から受領に影響はないと確約を得ている。就航後の運航支援体制も継続的に確保される」とコメントした。スカイマークも一時導入を計画し、15年の経営破綻につながったことも話題になった。

超大型機を巡っては、米ボーイングの747型機も最新型では受注の多くが貨物型になっており、旅客機市場は小型機が主戦場になっている。

A380の生産終了は日本企業にも影響を与えそうだ。航空機のライフサイクルは20年程度といわれる。補修品の供給は続くが、A380関連の部材については開発費を十分に回収できず、設備の減損損失を計上する恐れがある。

A380には日本企業15社が参画している。三菱重工業は前後部の貨物ドア、SUBARU(スバル)は垂直尾翼、東レ帝人は炭素繊維を一部供給する。三菱重工やスバルは「現時点ではエアバスから正式な申し入れがないため、コメントできない」としている。

エアバスが同日発表した18年12月期の通期決算は、商用機の納入機数が過去最高になったことを反映して売上高が前期比8%増の637億ユーロ(約7兆9600億円)だった。A380に関してはEBIT(利払い・税引き前利益)で4億6300万ユーロの下押し要因になった。

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