APAMAN、札幌の爆発事故で特損10億円
不動産仲介業「アパマンショップ」を手がけるAPAMANは13日、2019年9月期の業績予想を下方修正した。6億円の黒字を見込んでいた最終損益は1億円の赤字(前期は10億円の赤字)になる。昨年12月に札幌市のアパマンショップ店舗で起きた爆発事故に関連し、被害者への賠償金や建物復旧などにかかる費用約10億円を特別損失に計上する。
特別損失には事故に伴って自粛したテレビCMの取りやめの費用なども含む。一方、3億1千万円の保険に加入しており、被害者への賠償金については保険の支払い対象になるとしている。
爆発事故の発生を受け、大村浩次社長の報酬30%を3カ月間カットするなどの役員報酬の減額も決めた。