大鶴氏らが辞任 ゴーン元会長の弁護人 後任に弘中氏
日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(64)を巡る一連の事件で、大鶴基成弁護士と押久保公人弁護士は13日、元会長の弁護人を辞任した。後任には弘中惇一郎弁護士らが就任した。
弘中弁護士は陸山会事件の小沢一郎・自由党共同代表や、郵便料金不正事件の村木厚子・元厚生労働次官の弁護人を務めるなど、多くの無罪事件に関わった。ほかに河津博史弁護士も就任した。
ゴーン元会長は会社法違反(特別背任)罪などで追起訴された1月11日に保釈を請求したが認められず、同18日に再度、保釈を請求。同22日に地裁が改めて却下し、ゴーン元会長は東京・小菅の東京拘置所での勾留が続いている。
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。
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