株、周回遅れの悲観修正 2カ月ぶり2万1000円台
証券部 山下晃
13日の東京市場で日経平均株価が取引時間中でおよそ2カ月ぶりに2万1000円台を回復した。トランプ米大統領が対中関税を巡る交渉期限の延期も示唆し、投資家心理が改善。年明けから続く世界経済の先行きに対する「悲観の修正」の流れに日本株も乗った。もっとも年初来の上昇率は米欧や中国を下回っており、出遅れ感が目立つ。
「節目を超えたことで春までに2万2000円前後を付ける動きになりそうだ」。ピクテ投信投資...
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