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国境画定で平和条約締結 首相、日ロ交渉「後退ない」

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安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、歯舞群島と色丹島の引き渡しを明記する1956年の日ソ共同宣言を基礎にした交渉が「後退だ」とする主張に反論した。「基本的に国境を画定することによって平和条約を締結する」とも答弁し、国境画定を先送りして平和条約を締結する考えはないことを強調した。

首相とロシアのプーチン大統領は56年宣言を基礎に平和条約交渉を加速することで一致している。56年宣言は平和条約締結後に歯舞・色丹2島を日本に引き渡すと明記している。立憲民主党会派の岡田克也氏(無所属)は「(56年宣言には)国後、択捉両島が全く言及されておらず大きなマイナスだ」として政府の交渉姿勢をただした。

首相は「平和条約の対象は4島の帰属の問題だとの一貫した日本の立場に変わりはない。後退していることは全くない」と表明。歯舞・色丹の2島にも返還を待つ多くの元島民がいると強調した。

首相は「平和条約を締結するということは国境を画定することだ」と強調したが、2島で国境線を引くという決着がありうるのかという問いには「交渉の中身に入るので答えを差し控える」と述べるにとどめた。

歯舞群島の面積は95平方キロ、色丹島は251平方キロで、北方四島全体(約5000平方キロ)の7%。岡田氏は56年宣言に基づく歯舞、色丹2島のみの決着なら「引き分け以上に持ち込むことにならない」と指摘した。

首相は2島は面積こそ7%だが、戦前は昆布漁が盛んで歯舞、色丹両島で北方四島の人口約1万7千人のうち6千人を占めたと説明した。「(元島民からは)たかだか7%という言い方は、ちっぽけな存在だと思われているようで不愉快だと言われた。多くの島民に了解いただくため努力したい」と述べた。

首相は過去の日ロ交渉の経緯に言及した。91年に来日し日ソ共同声明を結んだゴルバチョフ大統領について「交渉の窓が開いていたかといえば、記録をみると必ずしも開いていない。56年宣言を完全に認めていたかといえば、必ずしもそうではない」と語った。

93年に東京宣言を結ぶなど日ロ交渉に前向きだったとされるロシアのエリツィン大統領については「様々な経緯があったが、最後の段階でロシア側が受け入れられるかどうかの壁がある」と答弁した。98年、北方四島の北側に国境線を引きロシアの施政権を認める日本側の提案は、ロシア側が受け入れなかった。

首相はプーチン大統領との通訳だけを交えた「一対一」の会談について、通訳の外務省職員が作成するメモは公文書だとの認識を示した。「公開すれば本音で話せなくなる。基本的には秘匿されてしかるべきだ」と述べ、長期間にわたって秘密指定されるとの見通しを示した。

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