中国、春節消費に減速感 売上高の伸び初の10%割れ
【上海=松田直樹、大連=原島大介】4日に始まった中国の春節(旧正月)休暇が10日に終了した。商務省が同日発表した期間中の国内の小売・飲食業による売上高は1兆50億元(約16兆2000億円)と2018年より8.5%増えた。現行の統計を始めた05年以降で伸び率が2桁を割るのは初めてとなる。中国経済の減速ぶりが年間で最大級の商戦期である春節の消費にも表れた。
中国の大型連休は春節と、10月の国慶節(建...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1017文字