米朝、アジアの第三国で再協議へ 首脳会談見据え
【ソウル=山田健一】韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は10日、米国と北朝鮮が17日から23日の間に、アジアの第三国で2度目の米朝首脳会談の開催に向けた実務協議を開くと明らかにした。米朝首脳会談は27~28日にベトナムのハノイで開催予定。第三国の具体名は公表しなかった。
米朝首脳会談の議題の調整などのために訪朝していた米国のビーガン北朝鮮担当特別代表が、9日にソウルで韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長と会談した際に伝えた。第三国での協議の出席者は米朝両国とも明らかになっていない。
金報道官は、トランプ米大統領と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が米朝首脳会談の前に電話協議するとの見通しも示した。
金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。