経営者心理、「警戒モード」
中国視界不良、投資・雇用手控えも
収益環境の急速な悪化を受け、経営者心理は「警戒モード」に傾きつつある。主要企業の決算発表では多くの経営者が中国経済への不安を吐露した。北米や新興国などに減速の兆しがあるとの声もあった。慎重姿勢が設備投資や雇用の手控えにつながれば、国内景気の重荷になりかねない。
「中国ではスマートフォン(スマホ)向けのFA(工場自動化)機器の需要が低迷し、通信関連のインフラ投資も止まっている」。三菱電機の皮籠石斉...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1016文字
企業決算の最新ニュースをまとめてご覧いただけます。