配管作業の3人重体 北海道留萌市、CO中毒か
8日午後2時ごろ、北海道留萌市末広町1の公務員宿舎の屋内で、配管作業をしていた男性3人が倒れているのを住人の家族が見つけ、119番した。3人は病院に運ばれたが、いずれも意識不明の重体。現場では工具などの電源とするため自家発電機を使っており、道警は一酸化炭素(CO)中毒で倒れた可能性が高いとみて調べている。
留萌署によると、3人はいずれも留萌市在住で、同市の設備会社に勤務する神佳之さん(61)、門脇上洋さん(42)、山下慎二さん(39)。8日朝から、建物の地下で老朽化した給水管を交換していた。換気はしていなかったとみられる。建物1階の入り口付近に1人、地下1階に通じる階段に2人倒れていた。
現場はJR留萌駅から数百メートルの場所で、海上保安庁や税務署の職員らが住んでいるという。〔共同〕