新潟・長野県など、JR大糸線の利用促進へ協議会
新潟県と長野県などは7日、JR大糸線の利用者増加に向け「大糸線活性化協議会」を設立した。新潟県糸魚川市で開いた設立総会には同市や長野県大町市、JR西日本など9団体が出席。オブザーバーとしてJR東日本も参加した。関係自治体とJR西日本が連携し、沿線の観光資源の発掘や利用開拓を進める。
生活利用では新規利用者の開拓やバスとの乗り継ぎを促進する。対外的な情報発信や外国人観光客が増えている白馬村、小谷村などの「白馬バレー」と連携した観光振興を目指す。大糸線の利用者減少は深刻で、南小谷―糸魚川の2017年の利用者数はピークの1992年から約9割減の1日104人だった。