広島のサッカースタジアム、6日に中央公園案で4者合意へ
広島県、広島市、広島商工会議所、J1サンフレッチェ広島の4者は、広島市内に建設するサッカースタジアムの候補地を議論するため市内で意見交換の場を6日に開く。湯崎英彦知事、松井一実市長、深山英樹会頭、久保允誉(まさたか)会長が会い、広島中央公園の広場案を建設候補地として一本化することに合意する。
隣接する市営基町住宅の住民の中には周辺の騒音など渋滞などを懸念する声があるが、県、市、商工会議所の3者は対策が可能だと判断した。
旧広島市民球場跡地案や広島みなと公園案との比較で、概算で事業費の規模が最も少ないことなどから、中央公園の広場案を最終的な建設候補地とする考えだ。サンフレッチェ広島も広島市内の中心市街地にできる「街中スタジアム」を希望しており、4者が足並みをそろえる。意見交換の場では建設候補地の一本化とともに、事業主体などについて協議する。
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