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早くも話題に ウッズの選手兼任主将の可能性

ゴルフジャーナリスト ジム・マッケイブ

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今年12月、オーストラリアのロイヤルメルボルンGCでプレジデンツカップ(欧州を除く世界選抜と米国選抜による男子ゴルフ団体対抗戦)が行われる。

そんな先のことを今から話題にするのか、といぶかしがる人もいるかもしれないが、早いところは昨年12月から特集を組んでいる。もちろん、今シーズンが本格化するのはこれから。8月に米ツアーのプレーオフにあたる「フェデックスカップ」が終わってからでも遅くはないが、もちろん、それには理由がある。

その最大の理由を挙げれば、タイガー・ウッズ(米国)だ。

ウッズは昨季の最終戦、ツアー選手権を制して5年ぶりにツアー勝利を挙げた(通算80勝)。フェデックスカップのタイトルも、最終ホールでジャスティン・ローズ(英国)がバーディーを決めなければ手にするところだった。

視野にはメジャータイトル

何を基準に「復活」と捉えるかだが、もはやそう呼ぶことに違和感はない。本人も今年は2008年の全米オープン選手権以来のメジャータイトル獲得を視野に入れる。そういう展開となれば、久々に世界ランキング1位に返り咲くこと、そして13年以来となるプレジデンツカップ出場も現実的となる。

もちろん、ウッズが久々にプレジデンツカップに出場するのではないか、というだけで注目されているわけではない。

彼は昨年3月、すでに米選抜チームのキャプテンにも選ばれている。つまり彼は「プレーイングキャプテン」として出場する可能性があるのだ。本人も当時、「メルボルンにクラブを持っていくつもりか」と聞かれ、「もちろん」と答えている。

プレーイングキャプテンはこれまでに例がないわけではないが、実にまれである。プレジデンツカップでは過去、1994年の第1回大会でヘイル・アーウィン(米国)が大役を担った。ライダーカップ(2年に1度開催される米国と欧州との団体対抗戦)では、63年にアーノルド・パーマーがプレーイングキャプテンを務めている。ウッズが続けば、また一つ彼は歴史に名を残す。

もっとも、だからといって自分自身を推薦するわけにはいかず、選考基準を満たす必要がある。本人も「(出場するなら)それが前提だ」と話す。

プレジデンツカップに出場するには、米国選抜の場合、17年9月11日から今年のツアー選手権(8月22~25日)までのフェデックスカップポイント上位8人が、自動的にその権利を得る。キャプテン推薦が4人で計12人が出場するが、前回までは上位10選手に加えて推薦2人だったので、この差がどうでるか。

そして2月3日現在、ウッズの順位はどうかといえば、20位となっている。逆転不可能な順位ではないが、上位の顔ぶれを見るとなかなか層が厚い。

現在、上位8選手は1位から順にザンダー・シャウフェレ、ブライソン・デシャンボー、ジャスティン・トーマス、ブルックス・ケプカ、ダスティン・ジョンソン、トニー・フィナウ、ゲーリー・ウッドランド、マット・クーチャーとなっている。しかしここには、リッキー・ファウラー(9位)、パトリック・リード(15位)、ジョーダン・スピース(38位)らが入っておらず、彼らがこのまま圏外にとどまるとは考えにくいだけに、まだまだ変動はありそう。

有力な若手たちとどう戦うか

そんな若手たちを相手に、ウッズはどう順位を上げていくのか。フェデックスカップと並行して、そんな争いが今シーズンに見どころを加えている。

一方、世界選抜代表の出場権争いも面白い。

世界選抜はゴルフの世界ランキングが選抜の対象となるが、そのランキング(米国選手とライダーカップに出場できる選手を除く)上位8人の顔ぶれは(2月3日現在)、1位から順にマーク・レイシュマン(オーストラリア)、キャメロン・スミス(同)、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、松山英樹(日本)、エイブラハム・アンサー(メキシコ)、リー・ハオトン(中国)、今平周吾(日本)、ショーン・ノリス(南アフリカ)となっている。ただ、圏外に9位にジェイソン・デー(オーストラリア)、10位にエミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)、13位にアダム・スコット(オーストラリア)、20位にパン・チェンツェン(台湾)、29位にキラデク・アフィバーンラト(タイ)、41位にキム・シウ(韓国)らがいて、彼らがどう上位に挑むか目が離せない。

デーやスコットにしてみれば地元開催でもあり、是が非でもという思いもあるのではないか。

さて、こうして全体を見渡すと、プレジデンツカップの見どころというのはウッズの巻き返し、あるいはプレーイングキャプテンとして出場できるかどうかだけではない。シーズンを通して両選抜チームの顔ぶれがどう変わっていくのか。その争いの構図を押さえておくと、今シーズンがさらに楽しいものとなり、それを知るには早すぎることもないのである。

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