東京ガスの純利益28%減 4~12月
東京ガスが31日発表した2018年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期比28%減の346億円だった。家庭向けの電力販売は好調だったが、燃料価格の上昇で都市ガスや電力販売の採算が悪化。投資有価証券の売却益を計上したが補えなかった。
売上高は9%増の1兆3266億円だった。燃料費の上昇分は都市ガス価格や電気料金に転嫁できるが、価格転嫁までには時間がかかるため採算が悪化した。経常利益は60%減の262億円だった。
19年3月期通期の純利益の予想は前期比16%増の870億円と、従来予想から40億円引き上げた。18年秋以降の原油価格の下落で燃料費負担が目減りするとみている。
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