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名人からの助言 「アドレス、後ろ髪引かれる思いで」

ゴルフジャーナリスト 地平達郎

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いまがこの冬の寒さの底かもしれない。

若い人はともかく、ほとんどのゴルファーは「よし!」とばかりゴルフ場に足を向ける勇気は湧いてこない。「せめて3月になったら……」と、寒のゆるみを待ちこがれている人が多いだろう。

日本アマチュアゴルフ選手権で6勝している中部銀次郎さんもその一人だった。

2001年12月14日に59歳の若さで亡くなって、早いもので17年になる。中部さんとは日本アマ出場の最後のほうになる1980年代からお付き合いいただくようになったが、当時から「1月、2月はコースに出ない」と宣言し、実行していた。

「寒い中で着込んでやったって何のプラスにもならない」

欠点直すため絶好のチャンス

その代わり、ちょうどいい練習の機会だともいっていた。つまり、ラウンドはしないが、練習場でボールを打つべきだと。それも、やみくもにひっぱたくのではなく、ラウンドのことを気にせず、スイングをチェックし、欠点があったらそれを直すための絶好のチャンスだという。

中部さんは、ゴルフスイングで一番大切なのはアドレスだと言い続けていた。

「正しいアドレスができたら、スイングが大きく崩れることはないし、大けがをすることもない」

いいスコアを狙うより、悪いスコアを出さないようにする。つまりミスを少なくすることが、結果としていいスコアにつながる――が持論だった。その、ミスを少なくするスイングの一番の近道は正しいアドレスだというのだ。

アドレスの際に最も強調していたのは、まさにその姿勢で、背筋を内側に反るようにする。よく「背筋をまっすぐに」といわれるが、中部さんはさらに腹のほうに押し込むくらいにしろ、猫背とまったく反対の姿勢にしろと強調した。

この形をとろうとすると、自然とお尻を後方に突き出す感じになり、頭も高い位置にくる。そこで、独特の表現が続いた。

「お尻の××を後ろに向けて、ボールは下目づかいで見る」

皆さんもやってみたら気付かれるだろうが、このアドレスはとにかく窮屈で、とてもボールを打てるとは思えない。もっと楽に、自然に構えたほうがいいのではないかという疑問が湧く。

これについて、中部さんはこう反論していた。

「好き勝手に動かしていては…」

「ゴルフスイングはタテ回転とヨコ回転が組み合わさる複雑な体の使い方を要求される。好き勝手に動かしていたのではいつまでたっても正しいスイングはできない」

だから、どこかに中心線が必要で、それが頭と背骨と尻を結んだ線になる。これが動かないようにしっかりと固定することが必要で、その形をアドレスのときにつくっておくのだと説いた。

ボールを見るとき、頭(顔)を下げてボールを正面から見るのではなく、頭は背骨の延長線上に置いたまま、視線だけを下げてボールを見る、いわゆる「下目づかい」が正しいボールの見方になる。

練習場などでいざボールを打とうとすると、このアドレスをするのは容易ではなく、どうしても頭が下がってしまうことに気づくに違いない。

そこで、こんなアドバイスをしてくれた。

「ボールを見てからでもいいから、後ろ髪を引かれたと思ってごらん。頭が上がるから」

頭とお尻を後方から引っ張られるようにしてアドレスする――。あと約1カ月。ラウンドのことは考えず、自分のアドレスづくりに取り組まれてはどうだろう。

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