小売り、ネット抵抗力で明暗 主要60社18年度
増益社数比率、ドラッグストア9割 アパレルは5割
小売業界で業績の「業態間格差」が浮かび上がってきた。このほど2018年度の見通しが出そろった主要8業態60社を集計したところ、ドラッグストアは9割の企業が増益の一方、アパレルでは5割が減益だった。いや応なく押し寄せるネット化の大波を前に、実店舗の魅力を磨いたり、ネット販売の取り込みを強化したりして「ネット抵抗力」を高める取り組みが欠かせない。
増益社数の割合を業態ごとに算出した。ドラッグストアで...