ルノー・日産「融和」なるか 新会長決定、神経戦も
仏ルノーの新たな経営体制が24日、発足した。ルノーと日産自動車はカルロス・ゴーン被告の逮捕後に揺らいでいた企業連合の安定を最優先することを表明し、ひとまず歩み寄った。融和ムードがみられる両社だが、水面下ではお互いへの警戒感から神経戦も繰り広げられた。近く本格化する日産の会長人事など積み残された課題もある。
「一緒に議論を」「前向きなサイン」
「スナールさん、ともにアライアンス(企業連合)を発展さ...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。