福島の日本酒や土産、ダボス会議で提供 風評払拭へ
スイス・ダボスの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の関連イベントとして23日(日本時間24日)に現地で開かれる「ジャパンナイト2019」で、福島県産の日本酒やつまみ、土産品が提供される。県産品の風評払拭につながる取り組みとして期待される。
同様のイベントでの県産酒の提供は3回目。今回は7蔵元の日本酒が並び、つまみとして若桃の甘露煮、土産として桃グミや白河だるま、煎餅などを提供する。催しの実行委員会が県産品の魅力発信のためにメニューに加えたという。県の担当者は「世界の経営者や有識者が集まる会議のイベントを通じ、福島の産品のおいしさや品質の高さが広まってほしい」と話している。
一方、福島県の内堀雅雄知事は24日から3日間の日程で香港を訪問する。福島の復興の現状を伝えるとともに、県産農林水産物の風評払拭、福島のイメージ向上を目的に関係者と意見交換する。