上川大雪酒造が直営店、酒蔵に隣接し観光客招く
日本酒製造の上川大雪酒造(北海道上川町)は26日、上川町内に直営のギフトショップを開く。酒蔵「緑丘蔵」に隣接し、観光客に製品を発信する拠点とする。純米大吟醸「上川大雪」など主力商品を拡販する。
関係者に22日、披露した。塚原敏夫社長は「『地方創生蔵』として上川町を全国の人に知ってもらう情報発信の場にしたい」と語った。店内には酒造りを紹介する写真パネルを飾り、オリジナルの手ぬぐいや皿も販売。製造現場を外から見学できる緑丘蔵とともに観光客を呼び込む。
同社は2017年5月、三重県の酒造会社を移転し、道内で戦後初の酒造会社として誕生した。これまで一般向けにはインターネットやコンビニエンスストアを通じ販売していた。新会社「緑丘工房」が酒販免許を取得して店舗を運営し、販売を強化する。
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