有権者3割参加せず 2月の沖縄県民投票、保守系5市長が協力拒否 正当性批判も
米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非を問う県民投票(2月14日告示―同24日投開票)は告示まで1カ月を切った。有権者の3割にあたる5市が投票事務の協力を拒否した。
県民投票は工事をとめる効力は持たない。沖縄の民意を示すのが狙いだが、全県でなければ結果の正当性に批判が出そうだ。
石垣市は18日、県民投票実施を求める県の勧告に「従えない」と回答した。うるま市の市長も同日の記者会見...
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8月25日告示、9月11日投開票の日程で実施される沖縄県知事選挙に関する最新ニュースと解説をまとめました。現職と新人2人の計3人が立候補を届け出ており、米軍普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非や、新型コロナウイルス感染拡大で傷ついた県経済の回復が主要争点となりそうです。