千葉銀、遺言執行を代行
千葉銀行は相続手続きを代行する遺産整理業務について、遺言執行代行サービスを始めた。顧客の高齢化で増える相続時の財産移転に関するサービスを充実させ、相続ビジネスのニーズを取り込む。
民法の相続に関する規定(相続法)の施行で自筆証書遺言の作成要件が緩和されたことで、高齢者を中心に自筆証書遺言のニーズが高まる見通し。千葉銀は遺言書に基づく金融機関への相続手続き、不動産や保険契約の名義変更を代行する。
千葉銀はこれまで、相続人が遺言書を残さなかった場合などに遺産分割協議に基づく相続を支援していたが、改正相続法の施行を受け、業務を拡大した。