諮問会議、海外景気に細心 増税再延期の余地少なく
政府の経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)は18日、2019年の経済・財政運営の議論を始めた。世界経済の情勢分析を主要テーマに掲げた。中国経済や英国の欧州連合(EU)離脱で市場が混乱すれば、国内の実体経済に影響が出かねず、細心の注意を払う。
首相は会議で「内外のリスクや変動への対応などの課題の解決に向けて重点的に議論していきたい」と述べた。6月下旬に開く20カ国・地域(G20)首脳会議は日本が...
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