千葉県内新車販売、3年ぶり減少
日本自動車販売協会連合会千葉県支部がまとめた2018年の新車販売台数(軽自動車を除く)は前年比1.2%減の15万1258台と、3年ぶりに前年実績を下回った。モデルチェンジを行った車種など一部の販売台数は伸びたものの、小型乗用車の販売減が響いた。
車種別では、普通乗用車が3.1%増の7万3288台、小型乗用車が5.7%減の5万5692台だった。車名別では、日産のノートが6024台で最も多く、トヨタのアクアが続いた。モデルチェンジを行った車種の売れ行きが伸びる傾向にあり、同支部は「安全装置の機能強化が購入時の決め手になるケースが多い」と指摘する。
ブランド別で伸びが目立ったのはダイハツ(32.5%増)だ。これまで軽自動車のイメージが強かったが、乗用車の認知度が上がったことが売り上げ増につながったとみられる。
千葉県軽自動車協会がまとめた18年の新車販売台数は前年比5.4%増の7万6297台で、2年連続で前年実績を上回った。車名別ではホンダのN-BOXが前年に引き続き最多となった。