韓国首相「日本は謙虚に」 歴史問題巡り
【ソウル=共同】韓国の李洛淵首相は12日、ソウルにある日本の植民地支配に抵抗した独立運動家の墓地を訪れ、「日本による侵略の傷は少なくとも被害当事者の心にはまだ残っている。そうした事実の前に日本は謙虚であるべきだ」と述べた。
一方、李氏は「日本が指導国家にふさわしい尊敬と信頼をアジアの国々から受けることも願っている」とも強調した。首相室が発言内容を発表した。
日韓関係では文在寅大統領も10日の年頭記者会見で元徴用工問題を巡り「日本政府はもう少し謙虚な立場を持たねばならない」と指摘。日本政府はこれに反発し、非難の応酬が続いている。