FRBで「ハト派」色鮮明 円じわり上昇、107円台に
経済部 浜美佐
外国為替市場でドルが下落し、円が再びじりじりと上昇してきた。シカゴ連銀のエバンス総裁ら複数の米金融当局者による「ハト派」的な発言に加えて、連邦公開市場委員会(米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨でも追加利上げに対する慎重姿勢が示されたことが背景にある。これを受けて、ドルは主要通貨に対して下落。対円では1ドル=107円台後半と、4日以来の円高・ドル安水準を付けた。
「物価上昇懸念が薄いタ...
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