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川端は「日本文学の代表」 68年ノーベル賞の資料開示

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【ストックホルム=共同】1968年にノーベル文学賞を受けた作家の川端康成について、スウェーデン・アカデミーが選考の際、「日本文学界の真の代表者」と評価していたことが判明した。同アカデミーが2日、共同通信に選考資料を開示した。

川端は61年から毎年、同賞の候補者となり、66年と67年には小説「古都」などが高く評価され最終候補にも選ばれた。8度目の選考を迎えた68年に受賞が決定。同アカデミーは授賞理由として「日本人の心の精髄を優れた感受性をもって表現する、その物語の卓越さ」を挙げていた。

選考委員会の声明によると、68年の候補83人のうち、最終候補は川端のほか、フランスの作家、アンドレ・マルローと英国出身の詩人、W・H・オーデンの2人。選考委のエステリング委員長(当時)は「日本文学界の真の代表者である彼(川端)へ賞を与えることは理にかなっているし、歓迎されることだろう」と強調した。

候補には三島由紀夫と詩人の西脇順三郎も含まれていた。同アカデミーは三島への授与の可能性について「(議論が)続いている。彼の今後のさらなる向上が再検討には必要」と指摘していた。

開示資料には、61年の文学賞に川端を推薦する三島の書簡も含まれていた。三島は「日本の多くの作家にとって、伝統と新文学確立はほぼ両立し得ないが、川端はこの矛盾を超越している」と評価した。三島が川端の依頼を受けて推薦文を書いたことは既に明らかになっている。

賞の候補は同アカデミーが過去の受賞者や各国の作家協会代表らの推薦を受け、審査した上で決める。選考過程は50年間、非公開となっている。

これまで日本人でノーベル文学賞を受賞したのは、川端と大江健三郎さん(94年)の2人。2017年には長崎出身の英国人作家、カズオ・イシグロさんが受賞。18年は同アカデミー関係者の醜聞が原因で受賞者発表が見送られる異例の事態となった。

 ▼ノーベル文学賞と日本人 1901年の授賞開始以来、68年までに候補になったのは社会活動家の賀川豊彦(47、48年)、谷崎潤一郎(58、60~65年)、西脇順三郎(58、60~68年)、川端康成(61~68年)、三島由紀夫(63~65年、67~68年)。これまで受賞したのは川端(68年)と大江健三郎さん(94年)の2人。安部公房がたびたび有力候補と目されたほか、最近では村上春樹さんの名前が取り沙汰されている。

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