ジブリパーク、22年秋に開業へ 3エリアを先行
愛知県は21日、愛・地球博記念公園(長久手市)に整備する「ジブリパーク」を2段階で開業すると発表した。5つのエリアのうち、3エリアは2022年秋に先行開業し、残りはその1年後を予定する。これまでは22年度中に開業するとしていた。
パークはスタジオジブリ(東京都小金井市)が監修し、ジブリ映画の世界観を体験できる施設として県が整備する。大村秀章知事は記者会見し、「実務的にスムーズにいき、少しでも早くご覧いただきたいと計画した」と話した。
先に開業するのは、「ハウルの動く城」などにちなんだ「青春の丘」と屋内型施設の「ジブリの大倉庫」、既存の「サツキとメイの家」を中心とした「どんどこ森」の3エリア。
県は18年度中に概算事業費や整備手法などを盛り込んだ「基本構想・設計」を策定。先行3エリアは19年度に詳細な図面などを詰め、20年度に着工する。残る「もののけの里」「魔女の谷」は21年度に着工する予定だ。