日産、リコール15万台発表 4回目の検査不正
法令順守意識の低さ浮き彫りに
日産自動車は7日、新車の出荷前の完成検査で新たな不正がみつかり、約15万台のリコール(回収・修理)を13日に国土交通省に届け出ると発表した。今回はブレーキなど安全性に直結する部品の検査で不正が発覚。検査不正は2017年9月から4回目となる。一向に改まらないコンプライアンス(法令順守)意識の低さに、経営陣への批判が高まりそうだ。
10月から始めた社内調査で判明した。追浜工場(神奈川県横須賀市)など...
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