マンホールカード 富山市、高岡市、舟橋村が14日配布
富山市、高岡市と中新川広域行政事務組合はマンホールの「蓋」を紹介する「マンホールカード」を14日から無料で配布する。花火や立山連峰などをあしらった蓋の写真や絵柄の説明をまとめたもので、観光案内所や道の駅「雨晴」などで配布する。下水道への理解や関心を深めることに加え、地域の魅力を発信することで観光振興などに結びつけるのが狙いだ。
富山市のカードは2種類目で「水橋橋まつり」の花火などをデザインしたマンホールカードをまちなか観光案内所で配る。初めて発行する高岡市は富山湾越しに見る立山連峰をあしらった。道の駅「雨晴」で配る。
共同で下水道事業を運営する中新川広域行政事務組合は、構成する舟橋村、立山町、上市町の花をデザインした。組合事務所のある「舟橋村」のカードとして、平日は同組合下水道課で、休日は事前申し込みをした見学者に中新川浄化センターで配布する。いずれも一人1枚限定。
マンホールカードは国土交通省や下水道関連企業が参加する下水道広報プラットホームが企画し、2016年に配布を始めた。9回目の配布となる今回は富山県の3種類はじめ全国60自治体が発行する。累計では富山の5市村6種類、石川の2市町2種類、福井の5市6種類を含め407自治体478種に達する。