フォルクスワーゲンも不適切事案 排ガス検査などで
国土交通省は5日、独フォルクスワーゲン(VW)の日本法人、フォルクスワーゲングループジャパンから、新車の燃費・排ガス検査で不適切な事案が見つかったとの報告を受けたと発表した。
国交省によると、2012年8月~18年6月、ドイツで抜き取り検査をした1113台のうち83台で、条件を満たさず本来は無効とすべきデータを有効として処理するなどしていた。
国交省はSUBARU(スバル)と日産自動車でデータ書き換えなどの不正が発覚したことを受け、各社に調査を要請。フォルクスワーゲングループジャパンは9月、不適切な扱いはなかったと報告していたが、期間を延ばして調査を続けていた。