米債券市場、長短金利差一段と縮小 07年以来0.12%
5年・2年債の「逆イールド」も継続
【ニューヨーク=大塚節雄】4日の米債券市場で米長期金利が一段と低下し、指標となる米10年物国債利回りは一時2.88%に低下(債券価格は上昇)し、9月上旬以来、約3カ月ぶりの低水準をつけた。早期の米利上げ打ち止め観測や株安を受けて債券買いが優勢だった。前日比0.06%低い2.91%で取引を終え、小幅低下にとどまった2年債利回りとの差は0.12%と2007年6月以来の水準に縮小した。
期間の長い金利...
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