秋篠宮さま発言「叱責と受け止める」大嘗祭めぐり 宮内庁
秋篠宮さまが2019年に予定されている皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」に関連し、宮内庁長官を批判されたことについて、同庁の西村泰彦次長は3日の定例記者会見で「宮内庁へのご叱責と受け止めている」と述べた。
秋篠宮さまは53歳の誕生日に際した記者会見で、大嘗祭への公費支出に否定的な意見を示し、山本信一郎長官が「聞く耳を持たなかった」と批判された。政府は公費の支出を決めており、秋篠宮さまの発言はこれに疑義を唱えた形になった。
西村次長は「(政府方針に)反対されているのではなく、お考えに対し、しっかりした返答をしなかった宮内庁へのご叱責と受け止めている」と述べた。「今後二度とないよう、しっかりと対応したい。宮内庁の考えをご理解頂くことが必要で説明を十分に尽くしたい」と話した。
また長女、眞子さま(27)との婚約が内定している米国留学中の小室圭さん(27)に対し「相応の対応をするべきだ」と述べられた秋篠宮さまの発言に対しては、「お二人のご結婚について、重い課題を課された」との認識を示した。