議論なき前例踏襲を懸念 秋篠宮さま記者会見
かつて秩父宮ら昭和天皇の弟宮はメディアで様々な意見を表明していた。天皇、皇太子が立場上、発言しにくい「皇室の意思」を代弁するスポークスマンだった。現在、それに近い役割を秋篠宮さまが担っているといえる。
宗教色の強い大嘗祭は公費ではなく、天皇、皇太子家の日常経費の内廷費で行うべきという意見は、「国民の負担をできるだけ少なく」という天皇、皇后両陛下の常日ごろの考えにも沿う。
政府は平成の大嘗祭をほぼ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り546文字