官営「賃金半額工場」構想、現代自はのるかそるか
(朝鮮半島ファイル)
ソウル支局長 鈴木壮太郎
史上初の米朝首脳会談が開かれ、世界中の視線が集まる朝鮮半島。最後の冷戦地帯は平和に向かうのか、新たな混沌の時代に突入するのか。日米や中国、ロシアなど大国の思惑も交え、激動の最前線を報告する。
韓国の地方都市、光州市がぶち上げた官営「低賃金自動車工場」が実現するかの瀬戸際に立っている。ワーカーの賃金を他の自動車工場の半額に抑え、完成車生産を受託する構想だ。現代自動車が6月に参画検討...
いま韓国・北朝鮮で何が起きているのでしょうか。 朝鮮半島の情勢は、日本の政治や経済に大きく関わっています。 このコラムでは、いま日本が知っておくべき朝鮮半島の政治・経済の裏側や、日本社会への影響などについて、日本経済新聞独自の視点でお伝えします。