佐賀県知事選が告示、現職と新人が届け出
任期満了に伴う佐賀県知事選が29日告示され、再選を目指す現職の山口祥義氏(53)=自民、公明推薦=と、新人で共産党県委員長の今田真人氏(72)=共産推薦=の無所属2人が届け出た。投開票日は12月16日。
陸上自衛隊による佐賀空港(佐賀市)への輸送機オスプレイ配備計画や、山口氏の県政運営への評価が争点。山口氏は配備について「国防政策には基本的に協力する立場だ。県も一定の負担をする必要がある」と主張。一方の今田氏は「佐賀空港はアジアの玄関口になり得る可能性があり、計画は阻止すべきだ」と批判する。
〔共同〕