「いずも」にF35B搭載 政府、防衛大綱明記へ調整
政府は護衛艦「いずも」改修を念頭に、戦闘機が離着陸できる事実上の「空母」の導入を防衛計画の大綱(防衛大綱)に明記する調整に入った。短い滑走で離陸し垂直着陸できる戦闘機「F35B」の運用を想定する。周辺に滑走路のない太平洋の防空や有事に基地が使えなくなった際の拠点として活用する。用途を限定し理解を求めるが「専守防衛の逸脱」との批判を招く可能性もある。
12月中旬に閣議決定する防衛大綱に、艦艇から戦...
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