日生と住生の大阪市の保有ビル、空室率1%台 過去最低水準
日本生命保険と住友生命保険は22日、それぞれが大阪市内で保有するオフィスビルなどの9月末時点の空室率を明らかにした。いずれも1%台で3月末時点より改善しており、過去最低水準だという。オフィス供給が乏しく、当面は賃料の上昇傾向が持続する見通し。
また、日本生命は10月に大阪府松原市で大型物流施設を建設したと発表した。延べ床面積は約3万5千平方メートルで、松原ジャンクションに近いことから複数の高速道路が利用できる。施設は入居企業がすでに稼働させており、利回りは一般的なオフィスで獲得できる水準を上回るとみている。
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