関谷健一朗さんが優勝 仏国際料理コンクールで
フランス料理のシェフの登竜門とされる「第52回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール」がパリで19日に開かれ、東京・六本木のレストラン「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」のシェフ関谷健一朗さん(39)が優勝した。コンクールの日本事務局が21日、明らかにした。
事務局などによると、コンクールは39歳以下で競われ、日本人シェフの優勝は1984年の堀田大さん以来34年ぶり、2人目。今年の予選は6カ国から参加があった。
過去の優勝者には8月に死去したジョエル・ロブションさんらがいる。
関谷さんは千葉県生まれ。専門学校を卒業してホテルで経験を積んだ後、渡仏。2010年から六本木の「ラトリエ―」でシェフを務めている。関谷さんは「歴史と権威のあるコンクールで良い成績を収めることができ、大変光栄に思っています」とコメントした。〔共同〕