ボランティア募集、東京都はまだ7割 期間延長
東京五輪・パラリンピックに向けて東京都が2万人を一般募集している都市ボランティアには21日時点で目標の7割の1万5180人が集まった。観客の道案内などを担う同ボランティアの応募は12月5日正午までとしていたが、混乱を避けるため大会ボランティアの締め切りと同じ21日午後5時までに延長する。
応募者の内訳は大会ボランティアと同様に女性が6割を占め、年齢層は10~40代の若い世代が約半数となっている。
都は9月に募集開始。初めの1カ月間弱の応募は目標の3割程度の約6千人にとどまり、急きょ11月中に3回の説明会開催を決めた。出席希望者が定員を上回ったため、追加で2回開く予定だ。
説明会後に応募する人も多く、締め切りまで1カ月となった現在で募集人数の7割に達した。担当者は「PR活動がようやく実を結んできた。引き続き募集に力を入れていきたい」と話す。