ルノー、経営刷新を検討 ナンバー2ボロレ氏後継軸に
【パリ=白石透冴】フランス自動車大手ルノーが経営体制刷新の検討に入った。最高経営責任者(CEO)兼会長を務めるカルロス・ゴーン容疑者の逮捕でトップ不在となり、2022年までに販売台数を3割以上伸ばす野心的な成長戦略に暗雲が垂れ込めている。日産自動車との経営統合を求める仏政府の声はゴーンCEOが押しとどめてきたが、今後仏政府との力関係が変化する可能性もある。
「取締役会をなるべく早く開く」。19日...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。