11月の九州沖縄 景気判断を維持、日銀
日銀福岡支店は16日、11月の九州・沖縄の金融経済概況を発表した。景気は「しっかりとした足取りで、緩やかに拡大している」との基調判断を8カ月連続で据え置いた。先行きは国内外の需要に支えられ、「前向きな循環が続く」とした上で、留意点として新たに「海外経済を巡る不確実性の影響」を指摘した。
宮下俊郎支店長は「当地の中小製造業の一部で、アジア向けの新規受注が減少したとの声がある。米中貿易摩擦の影響かは判然としないが、市場動向や投資マインドの変化にはこれまで以上注視していく」と述べた。
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