リミックスポイント、通期予想を未定に
リミックスポイントは14日、2019年3月期の連結業績予想を「未定」に変更した。当初は純利益を前期に比べて3倍の68億円と開示していた。足元の仮想通貨市場が低調なのに加え、金融庁から6月に業務改善命令を受け積極的な広告が難しくなったためだ。
仮想通貨交換事業が売り上げの6割、営業利益の9割を占める。同社によると、代表的な仮想通貨ビットコインの国内の現物取引量は17年12月の1日約2000億円から、18年10月には約200億円に減少。下方修正やレンジ形式の開示を検討したが、規制環境の不透明さから未定とした。
18年4~9月期の純利益は前期比59%増の3億9100万円と、会社予想を1億5500万円下回った。仮想通貨市場の売買が低迷したため。