エディオンがプログラミング教育 兵庫などに教室
エディオンは14日、ロボットのプログラミング教育事業に参入すると発表した。小中学生を対象とした教室を開くほか、プログラミングコンテストの開催も計画する。2020年度から小学校でプログラミング教育が必修になることを受け、拡大する需要を取りこむ。
中国の上海パートナーXロボティクスと日本でのプログラミング教育分野の独占契約を結んだ。同社の教育用ロボットやテキストを使う。12月に兵庫県西宮市、19年6月に広島市で直営教室を開く。パソコン教室や学習塾とフランチャイズ(FC)契約を結び、21年3月までに200カ所を開設して受講生8000人の獲得を目指す。
対象は小学3年~中学生。受講料は月額1万2000円を予定し、ほかに5万円ほどのロボット購入費がかかる。難易度に応じて3つのコースを用意し、それぞれ36回の講習を設ける。19年12月にはロボットのプログラミング大会も開く。
エディオンは11月にプライベートブランド(PB)家電の販売を始めるなど、事業の多角化を進めている。