青山商事、19年3月の純利益44%減 70円減配
青山商事は9日、2019年3月期の連結純利益が前期比44%減の64億円になる見通しだと発表した。従来予想(1%減の114億円)を49億円引き下げた。主力の紳士用スーツが苦戦したほか、西日本豪雨に伴う災害損失や不採算店舗の減損損失も響く。年間配当は前期比70円減の100円と従来予想から60円減らす。
売上高は1%減の2527億円と従来予想(3%増の2615億円)から88億円下方修正した。上期の既存店売上高が減少したうえ、プラスに転じる想定だった下期も前年同期並みにとどまる見通し。不採算店舗の閉鎖も重荷となる。
同日発表した18年4~9月期の連結決算は売上高が前年同期比3%減の1051億円、最終損益は1億2300万円の赤字(前年同期は19億円の黒字)だった。
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