民主が下院奪還、米産業界「反ビジネス」警戒
【ニューヨーク=大塚節雄】米中間選挙で民主党が下院議席の過半数を奪還する見通しとなったことで、米経済界では民主党が「反ビジネス」の姿勢を強め、政策議論が一段と停滞することに警戒が強まりそうだ。通商対策をはじめ、トランプ政権の対外強硬姿勢に変化が生じるのかにも関心が集まっている。
米ウォール街では「金融規制の議論が過度な消費者保護に傾きかねない」(投資銀行の幹部)といった警戒論が浮上している。下院...
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