オーケー食、19年3月期は一転最終減益 費用増響く
業務用油揚げ大手のオーケー食品工業は6日、2019年3月期の連結純利益が前期比91%減の1000万円になる見通しだと発表した。従来予想の4%増益から一転減益となる。原油高で大豆を煮詰めるボイラーなどの動力費が増加。人手不足を背景に人件費が高騰したことも響く。
営業利益は5000万円の赤字(前期は8900万円の黒字)となるが、賃貸収入を計上し経常損益は2000万円の黒字を確保する。同時に発表した18年4~9月期の経常損益は2000万円の赤字(前年同期は6800万円の黒字)だった。10月~19年3月期は値上げや歩留まり改善を通じて収益を改善させる。
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