「当たり前」変え女性生かせ
論説委員 辻本 浩子
あらゆる人材が、力を発揮できる職場をつくる。これは企業にとって欠かせない課題だ。とりわけ、女性の力を生かすことが、今後の成長を左右する。
単に人手不足だから、ということではない。多様な人材がいてこそ、イノベーションが起き、変化にも強くなる。25歳から44歳の女性の就業率は年々上昇し、2017年には74.3%にのぼった。多くの企業が、女性の採用や登用の数値目標を立てている。
女性がより力を発揮する...
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現職は編集委員兼論説委員(2013年~)。子育てや介護など、暮らしに密着した取材を長年、続けてきました。 家族のかたちも一人ひとりの価値観も、平成の30年間で大きく変わりました。しかし社会のシステムが多様化に対応できていません。だれもがいきいきと暮らせる社会のありようを探り続けます。夕刊文化面「文学周遊」なども担当。日本記者クラブ企画委員(2021年~)も務めています。カバージャンル
経歴
活動実績
2023年4月22日
日本新聞博物館の企画展「多様性~メディアが変えたもの メディアを変えたもの」に、均等法や女性労働について展示用コメントを寄稿
2021年6月~
日本記者クラブ企画委員
2018年11月26日
消費者庁・消費者志向経営推進シンポジウム パネリスト
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