米金融6社、2ケタ増益 収益多様化や費用削減
【ニューヨーク=宮本岳則】米金融大手6社の2018年7~9月期決算では、業績の安定感が目立った。純利益はそろって2ケタ増で、1株利益もウェルズ・ファーゴを除き市場予想を上回った。米景気拡大による資金需要の増加、法人税引き下げの恩恵に加え、収益源の多様化やコスト削減策も成果を出している。
これまで金融大手の業績波乱要因になってきたのが、株式や債券、商品の売買を手がけるトレーディング部門だ。7~9月...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り413文字
関連企業・業界