人工光合成 CO2から樹脂原料、光触媒を開発
人工光合成化学プロセス技術研究組合(Next Tech 2030)
地上に注ぐ太陽光を使い、二酸化炭素(CO2)と水から有機物を生み出す「人工光合成」の研究開発が熱を帯びている。地球温暖化の抑制につながると期待され、日本の化学メーカーは業界をあげて企業連合を組織し、原油の代わりにCO2からプラスチックなどの材料となる「オレフィン」を作る技術で世界の先頭を走る。2030年ごろには人工光合成で作った衣類などが店舗で買えるかもしれない。
「エネルギー変換効率を計画以上...